ultrathink は effort の設定を恒久的に変えてしまうか?
変えない。Classmethod の検証では、この語を含むターンは xhigh になり、次のターンは medium に戻り、保存した設定は変わらなかった。
同じターンの中でもう一度この語を入力したときだけ、そのターンの残りが引き上げられる。
Bedrock や Vertex を使っている場合も影響があるか?
両記事によれば、この変更は Anthropic API を直接使う対話型ターミナルに限られ、Bedrock、Vertex、Foundry は対象外だ。
それらの環境で effort を調整するには、代わりに /effort で設定する。
CLAUDE_CODE_DISABLE_ULTRATHINK は使えるか?
changelog のまとめページによれば、v2.1.316 でこのキーワードを無効にするために追加された。公式ドキュメントや検証は見つからなかったので、展開する前に自分の環境で一度試してほしい。
別の方法として、CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL か maxEffortLevel を xhigh より低く設定する手があり、低いほうの上限が優先される。
xhigh は medium よりどれだけ高いのか?
どちらの記事も token 数や金額を示しておらず、信頼できる数字は私にもない。確かなのは、そのターンの推論 token が増えるということだけだ。
自分の実際の差を知るには、OpenTelemetry やターンの所要時間でアップグレード前後を比べる。
Claude Code v2.1.311(2026年10月26日)は、多くの人が長く続けてきた小さな習慣、つまりプロンプトに ultrathink を付けることを変えた。以前はプロンプトに指示を足すだけで、API に送る effort のレベルは変わらなかった。今は対話型のターミナルで、この語を含むターンが xhigh effort で実行される。以下は主に changelog の記述と2本の第三者記事の検証に基づいており、公式ドキュメントは直接読んでいない。
changelog によれば、Anthropic API 上の Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5、Fable 5.1 で、ultrathink を含むターンは xhigh effort で実行される。Classmethod は Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5 の既定が medium だと述べており、はっきりした段階上げになる。この語は effort を実際に上げられる場所でだけ虹色に表示され、引用符やファイルパスの中、また / で始まるプロンプトでは作用しない。Claude の作業中に ultrathink と入力すると、そのターンの残りが引き上げられる。
Classmethod は $CLAUDE_EFFORT で確認した。ultrathink を含むターンは xhigh を示し、次のターンは medium に戻ったため、影響は1ターンだけで、保存した effort 設定は変わらない。ターンの途中で ultrathink を含むメッセージをキューに入れる試験では、その後の Bash 呼び出しが xhigh になり、前のものは medium のままだったが、これは1回の実行にすぎない。非対話の claude -p では、この語があっても値は medium のままだった。両記事とも、この変更は Anthropic API を直接使う対話型ターミナルに限られ、Bedrock、Vertex、Foundry は対象外で、そこでは /effort で設定する必要があると注意している。
v2.1.316 で、このキーワードを無効にする環境変数 CLAUDE_CODE_DISABLE_ULTRATHINK が追加された。これは changelog をまとめたページから取った情報で、ドキュメントや検証は見つかっていない。また上限がキーワードより優先される。CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL が xhigh より低い、maxEffortLevel が xhigh より低い、または組織の制限がある場合は、低いほうの上限が勝つ。上限が xhigh より低いときに ultrathink が実際どう動くかは、Classmethod は試しておらず、changelog にも書かれていない。
どちらの記事も token 数や金額を示していないため、xhigh が medium よりどれだけ高いかの数字は出せず、そのターンの推論 token が増えるとしか言えない。Opus 4.6 と Sonnet 4.6 には xhigh のレベルがなく、挙動は不明だ。-p の結果は1人の筆者の検証による。
プロンプトのテンプレート、スキル、同僚の習慣にすでに ultrathink が入っているなら、それらのターンは今 xhigh で動き、通知なしに請求額と待ち時間が増えるかもしれない。手順は3つだ。テンプレートと CLAUDE.md でこの語を grep し、OpenTelemetry やターンの所要時間で前後を比べ、本当に難しいタスクにだけ手動で付ける運用にするか、上限や環境変数で完全に切るかを決める。測るまでは、それが見合うとは考えないほうがよい。